こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

遠州での生活1日目。駅を出てシータク乗り場を伺うが、一緒に行くべき面々がいないので、しばらくして貸切で発車。あとで聞いたところ、ほかの面々はどうやら反対側の出口から出た模様。そっちからシータクに乗ると、高くなるという事前情報があったにもかかわらずだ。駅の構造がそうさせるようにできているからだと勝手に想像するが、心細い。互いに知らぬもの同士が動員された、この出張ならではだ。

着替えをすませ工場へ。建物の入り口に、各種資格保有者のネームプレートがある。社内の資格から、国家資格まで。なんか、剣道場などの段位保持者一覧のようだ。同じ会社とはいえ、自分の在籍地区では、決してない光景だし、それどころか弁理士以外の資格はうんともすんとも言われることがない。もっとも、こういうふうに顔社員入りネームプレートを掲示してほしいとまでは思わないが。それに、最大の疑問としては、「特殊無線技士」がひとくくりにされていることである。第1級陸上特殊無線技士第3級海上特殊無線技士を同一視するとはハッタリもいいところだ。資格の中身をわかって表彰しているのだろうか。

作業自体の内容はともかく、この静電靴、固くて、かかとが疲れるというか痛い。数年前はちゃんとしたのが支給されたのに。これがコストダウンというものか。あと2日、地獄。

で、しめの会みたいなのがあって、現場の親分らしき人のスピーチがあるのだが、これが長い。終わると思うとどんどん話が続く。まるでラジオの公録のように、編集点を意識したかのようなしゃべり方で、実際各パートをちょん切っても意味をなすようなことを話している。疲れた身にしみる。で、これが終わっても解散でなくて、また別の人のOKが出るまでは帰れない。我々独自に課せられる作業があるのだ。つまりは、これは、ピラミッド組織である。上の人が解散を宣言しても、真ん中の人が解放を許さない限り、末端の人は帰れない。いや、仕事に来てるのだから、都合で遅くなるのは仕方ないのだが、段取りとしてやつれそうになる。

テルホに帰っても、マッサージを頼む時間もなく、ローフーに入り寝る。