フリーダム freedom〜女たちの維新史〜
先月もやってきたこの池袋の会場、の前に、会場前のラーメン店で昼食。東武百貨店の催事でも食事はできたかもしれないが、時間がどれだけかかるかわからないわけで、安全パイを取る。だが、会場前の某ラーメン店、店の軒先の前の机に座ったやいなや隣の輩が不自然な姿勢をしたため、自分の場所が狭められてしまう。窮屈。
で、食べ終わったあとそそくさと会場入り。なんと、パンフは全員にもれなく無料配布。これはいいことだ。生産量調整がしやすくなるぶん、主催者的にはやりやすいのかも。で、グッズ販売は特になし。今回は主催者に直接申し込んで確保したA席だったが、事実上最後列に固められていた模様。本当の最後列はPA席で、その前の列はPA席と距離をおくためにあけられていたわけで、後ろから3列目がその事実上の最後列だ。ここに座り、前を見ると、前半分はほぼ満席で、これがS席かと思われる。一方、A席と思われるエリアはところどころスカスカ、もしかしたら半分も客がいなかったかも。そんな中最後列だけ人が多いのはどう考えても不自然だ。なんか、だまされた気がする。しかも、隣のオヤジが独り言をぼやいたり姿勢を変えまくったり、居眠りの鼻息が荒かったりで、散々だ。何しに劇場に来たんだか。まぁ、コンサートでいうところのいわゆるヲタ芸席にあたる席ではあるが、これは演劇である。神経を集中させてほしい。
で、芝居そのものも、まず音のダイナミックレンジが非常に大きい。最後尾であることもあって、お耳をダンボにして神経をとぎすまさないと、台詞が聞こえない。劇伴の音楽も、いつの間にか終わってしまうようなこともあるくらい。しかし、音が大きいときはすごく大きくて、演出なのか否か、中途半端な印象だ。で、期待すべくは村田めぐみさんの花魁姿なのであるが、確かにきれいだ。でも、必死に双眼鏡で凝視すると、舞台全体の動きがわかりにくくなってしまい、痛しかゆし。メロンヲタとしては村っちの艶姿のほか、その台詞回しが聞きどころだった。なんとも形容しがたいが、メロン記念日でいちばん「日本語」にこだわる彼女の熱を感じた。
話の筋としては、みんながよく知っている史実に創作?を肉付けしたようなもので、わかりづらいような箇所はなし。だけど、男が輝くためには女が必要だというのは、昔も今も変わらぬ事実なんだろうね。
ロビーではグッディバッディなる2台のロボット(?)が話しかけてきた。記念撮影も一緒にしましょうなどと。中の人はどこにいたのだろう。
終演後は、夜の部に参戦する某氏と歓談。最近のメロン記念日の裸族ブームなどについて語りあう。で、このあと予定があるからということで、急いで腹ごしらえし池袋をあとにする。