こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

UFA銀行に送金をしてから、はじめての汐入へ。金沢文庫駅から普通列車に乗り換えた、というか切り離された後ろ側の車両に移ってここまで来たのだが、思ったより栄えていて、食事できる場所も多い。おおもとは某氏のチケットの在庫整理になるのだが、かおりんがゲスト出演するなっちコンサートの開幕戦のため、ここにやってきた。グッズの先行販売に並ぶ客が多かったが、小生は会場の1階の某スパゲティ屋で昼食を奮発。

そのあと、はてなアンテナというなんとも偶然なきっかけで会うことになった、筋金入りのかおりヲタの殿下氏(二重敬称のようだが、とりあえずこう表記。)と合流し、氏の周辺の方々となれ合う。周囲を見てると、客の99 %くらいが男子で、小生らの周辺以外の客は99.9 %くらいがなっちヲタに見える。もっとかおりんのファンがいてもいいように思うのだが、いかんせん先行予約終了後の発表じゃ致し方ない。

で、殿下氏らとは別れて入場後、グッズとしてトレーディングポスター1枚とかおりんの写真セット1組を購入。トレーディングポスターは5種類中4枚がなっちで1枚がかおりんなわけで、当然当たったのはなっち。噂に聞いていた通りだが、ずいぶん立派な構造をしたホールで、5階からのスペクタクルは見やすいかどうかは別としてよそにはない世界が見えることだろう。幸い小生は1階のまずまずのポジションだったが。ロビーには過去ここで公演をやったアーティスト、例えばユーミンなどのポスターとかサインとかも飾られており、文化的価値の高さを物語っていた。

で、なっちの曲は、知らないものが多かったが、あまりハズレ曲がなく、そこそこ楽しむことができた。で、かおりんであるが、やってくれました。ディナーショウを彷彿とさせるアコースティック演奏での歌唱。キーボードに、アコースティックギターの、2名を従える。なっち・かおりんという組み合わせだからこそ期待してたわけだが、某ムスメ集団の初期の曲をまずやってくれた。なっちが上で、かおりんが主旋律か。あとは、かおりんだけのステージが2曲ほどか。開幕戦とは、いいものである。自分だけでなく、周りのだれも知らないものを、生で見ることができるのだから。開幕戦でなければ、ここは座るべきだとか、あるいはサプライズ的なところがあっても、周囲が適当に反応してしまう。それすらまっさらなのは、開幕試合でしかあり得ないのだ。飯田圭織さんはうっとりするくらい美人なのだが、小生はあくまで歌手として好きだ。ヒットチャートには恵まれなくても、こういう歌をじっくり歌い続けていってほしい。

で、なっちもその編成で1曲歌ったあとは、いつものカラオケ大会に戻ってしまうが、アンコール含めノリノリモード。通路側だったので、ピロリンの足上げも問題なし。隣人さんはずっと棒立ち状態だったが、どういう気持ちで観戦していたのだろう。もっとも、暴れる人間よりはずっとましだ。アンコールではまさかのあの曲をかおりんとデュエット。まぁ、理屈はいらぬ。なお、ワイヤレスマイクは今回のぁゃゃツアー同様Shureのだった。たぶん正規の国内仕様品。Sennheiserでなくなったのは、音質的な選択なのか、あるいはスポンサー契約みたいなのがあったからなのか、謎。

結局思ったこと。まず、なっちのアルバム曲はまずまずだ。つかみどころのないアイドル的な面もまだ目立つが、与えられる歌詞はどんどん大人になってきており、本人がそれを無理せず歌えるかどうかに、今後がかかっていると思う。あとは、今日ここに来なかったような客層をつかめるかどうかが、重要な鍵を握ると思う。かおりんは、生演奏率としてはなっちを大幅に超えたわけであり、ある意味破格の待遇といえる。かおりんは、中身は十分脱アイドルだ。ディナーショウを中心にやっていくことは、小生のような従来からのファンにとってはうれしい限りであるが、やはり新しいファンをつかめるかどうかが問題だ。ファンクラブ主催のディナーショウは、お友達を誘える制度にはなっているが、やっぱり、ハードルが高い。小生が参戦する今度のディナーショウも、ヲタもだちと行くわけだが、非ヲタな人を連れてくる人はどれくらいいるんだろう。このツアーに話を戻すが、せっかく各地を廻るのだから、今後につながるような成果をあげてほしい。一部だけでも生演奏が導入されたことは、大きな前進だ。ある一定の収益をあげるために保守的になってしまうことも、経営判断としてはありだったかもしれない。しかしいつまでもそうでは、安倍なつみ飯田圭織も、そしてハロー!プロジェクトも続かないだろうから、進化をしていってほしい。

で、終演後は会場周辺のヲタ露店をチェック。なっちのトレーディングポスターはいともたやすくかおりんに化けた。そのヲタ露店をやってる人は、小生と同じなっちのトレーディングポスターを既に持っていたようだが、あくまで露店のために引き取ってくれたのであり、そしてこれからここを通る見知らぬだれかに引き取られていくのだろう。あまり公共の場所を占領することはいいことではないのだが、UFAがああいったグッズの出し方をする限り、これは必要悪であり、いま一度UFAにはグッズのあり方をよく考え直してほしい。あとは、写真を買って、汐入をあとにする。