こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

現地へ

朝4時台に起きる。そして、上野駅6時51分発の普通電車(いや、快速だったかもしれぬが、どのみち料金不要列車という意味で。)に乗車。うとうとしながら、牛久駅に着いたのは確か7時49分くらいだったと思う。目的地へのシャトルバスがあるという駅東口には、人はまばら。同じ場所に向かっていそうな方々を数人見かけるが、まずはシャトルバスが発車しそうな場所をうかがう。しかし、何もわからず。現地に電話を入れるべく、検索を行っていたそのとき、2人組に話しかけられる。「森」へ行かれますかと。1人が着ているのはメロン記念日のファンクラブツアーのパーカーだ。確かに、目的地を同じくする方々だ。検索した電話番号にコールし、シャトルバスの時刻を聞くと、しばらくして「10時とかそういう感じですか」とか言うが、もっと突っ込んだところ、第1便は8時50分なのだという。10時とはどこから出てきた数字か知らぬが、まだ数十分ある。電話を切ったあとに、この2人と作戦会議。というか、この2人もさきほど声をかけ合ったばかりの他人だそうだ。何というミラクルだ。こういう途方に暮れる状況とはいえ、同じメロンヲタというだけで、なんか勇気がわくようで。さらに2人くらいに話しかけるが、そうなると全部で5人、シータクに乗るには中途半端な人数になってしまうが、電話では聞かなかったバスの出る場所を教えてもらう。企業バス乗り場とかいう表示があったと思う。よく見ると、さまざまな企業名に混じり、「(株)ファーム ポティロンの森」とあった気がする。既に7、8人は並んでいる。どのみち、数十分待てばロハなのだ。分乗するとはぐれるかもしれない。この5人で団体行動できるというメリットをとるべく、バスに決める。

で、電車が着くたびにどんどん列が長くなる。最初は、メロンヲタっぽい方々が多かったが、やがておばさ…というか、人生の先輩の女性の方々が増えてくる。いや、みのさんに言わせれば「お嬢さん」なのだろうが。みな、クリビツした様相。やってきたバスは、なぜか愛媛ナンバー*1のマイクロバスが1台ぽっち。完全に、需要を誤っている。この駅東口、ゴルフ場のシャトルバスだの関鉄の路線バスだの、車両だけはたくさんあるのに、なんでポティロンのバスはこれなのかと、小一時間説教したい気持ちなのだが、乗らねばしゃぁない。小生らは無事乗車し着席できたが、どうしても乗車しきれない客が。乗車済みの客を含めた数人以上の「お嬢様」が、バスをあきらめシータクに乗り換えることに。それでも、すし詰めには変わりないが。吊り手のないマイクロバスに、果たしてこういう詰め込み方は許されるのか、よくわからぬがとりあえず深入りしないでおこう。で、出発。復路でわかったことなのだが、牛久市からいっぺん龍ケ崎市に入り、もう1回牛久市に入り、最後に目的地が所在する稲敷市に入るようなルートだ。会場は、稲敷市内とはいえ牛久市との境界に近く、牛久市コミュニティバスでも行けないことはなかったかなと気付く。

場所確認・リハ・昼食

バスから下車後、やや小走りで「食のホール」へ。やや上手側になんとか席を確保。センターブロックのほとんどの席は埋まっている。そのうちのほとんどが、前夜から来てたようだ。この間に、あとで合流した2名とははぐれ、最初に出会った2名とこのあとの時間を過ごすことになる。9時過ぎだが、もうステージはできあがっている。いつシーメイークーしようかと思いつつ、リハーサルがいつ行われるか気になり、動けない。リハーサルは案外早く、10時にまず河辺千恵子が登場。威勢のいい応援が飛ぶが、その主が自分のファンでなくメロンヲタだという認識があるようで、それをネタにつかみのいいトーク。バラエティ慣れというかトーク慣れというかステージ慣れしている感じのトークで、今回の出演者でいちばん下っ端とはいえ、下積みの長さを感じさせる。歌も手を抜いていない。メロン記念日はその次だったような気がするが、衣装にクリビツ。いちばん下手のまぁしぃ、半ズボンじゃん!惜しみもなくやってくれるねぇ〜。あゆみは相変わらずナチュラル。瞳んはいきなり網タイツ。いつでもどこでもセクシーを忘れない。いちばん上手の村っちはめがねがよくお似合い。いつもより美人に見えるので、なおよし。歌はAnniversaryと赤いフリージアの2曲だったが、簡単な最終確認といった感じで、手を抜いた感じの歌唱。で、その次がZeroだったような気がする。グラサンだ。「美しき日々」のソンジェとは別人であり、今回初めて顔を知った形だ。おなじみの歌を歌ってくれる。で、次が山根康広のはずだが、おもいきってここでシーメイークーとする。何かに使うかと思ってきた古新聞を敷いて、1800円の焼肉食べ放題に出かける。11時から12時の、1時間。焼肉とはいっても、ジンギスカン鍋で、ラードをたらすようになっている。けっこう油がはねる。お、シーメが盛ってある。連れの2名のうちのどちらかが盛ってくださったのだ。気が利きますね。で、1時間というのは短いようだが、結局ちょうどいい感じ。ソーセージが、かなりでかいね。2名のうち1名は千葉県から来たという小生と同じ世代の社会人で、この日記では以後A氏と呼ぶことにする。もう1名はフットサルで有名な体育館の近くの大学に通うセーガクさんで、この日記では以後B氏と呼ぶことにする。食事のあとは、売店で牛乳を確保したりなんかするが、牛乳の「味」がするのがかなりいい。200円するけど、飲むべし。で、言われたように12時半に席に戻る。

PV撮影

で、なぜ12時半に集められたかがここで明かされる。今回のMCの1人であるKOUSAKU氏が、千葉ロッテマリーンズの応援歌をリリースするとのことで、そのPV撮影にエキストラとして協力してほしいのだという。その応援歌のチラシを客席で立って振ってほしいのだという。だが、撮影が始まってから、やや脇にいた小生らは警備員の指示で座らされる。センターブロックだけが、撮影の対象のようだ。曲が流れており、サポートギタリストの演奏シーン(演奏するふり)も収録対象。だがKOUSAKU氏は歌うふりをしているのでなく、この収録の煽り役。カメラはHDR-FX1かHVR-Z1Jっぽい。まぁ、多分抜かれてはいないだろうけど、心に留めておくことにしよう。撮影が終わり、ほどなく公開録音開始。

河辺千恵子

リハとはちょっと違う感じの衣装だったと思う。けっこうな盛り上がりだが、それが河辺さんのファンによるものかメロンヲタによるものか、小生には判断できない。ただ、バラエティのついでに歌を歌ってる人というよりは、それなりに歌に軸足を置いている感じで、思ったよりと言っては失礼だが、まじめに歌っていた。トークはさすがで、メロンヲタを「緑のTシャツを着た人」と呼んで煽るのはさすが。客席にいる人がだれ目当てでも、自分のものにできるところがいいなぁと思った。3、4曲くらい歌ってくれた。だが、放送日をちゃんと認識していなかったのはご愛嬌。「新曲はまだ発売されてない」のです。

Zero

リハとは違い、グラサンなしで登場。「美しき日々」の曲のほか、はじめてJ-popとして(日本の曲として)作った曲も披露。ヲタが持っているのは、青い風船に青いサイリューム。青がイメージカラーとは知らなかった。ドラマ自体は毎回見ていたので、まさか2、3年もしないうちに生で聴けるとは思っていなかったわけで、貴重な体験ができた。言葉はわからないが、それでも何かがわかる気がする。曲間のMCは日本語で。で、ベストアルバムに収録している「ワインレッドの心」を、最後にアカペラで披露してくれた。もともと日本の曲をけっこう聴いてきており、個人的に好きな曲なのだという。当然日本語なわけだが、少し某寺田さんっぽい感じも。甘い感じの声で終始会場を魅了。司会者とのからみのときは通訳も登場。

メロン記念日

村っち、ここでめがねを外さなくても。あとは、リハと同じような衣装。リハと同じ2曲だけの歌唱。盛り上がりは最高潮。リハのときはヲタの応援をキショがっていた家族連れもいたが、そのご当人が結局一緒に踊っていたりするのが、ミラクルだ。やっぱり、いつもと同様の、メロン記念日のファン全員の一体感が、この「食のホール」を包んだ感じだ。この収録中、椅子がある人の立ちは禁止されていたが、それでもめいっぱい盛り上げることができたし、盛り上がった。瞳んは花柄というかお花模様の衣装に興味があるらしいが、多数のメロンヲタはきょう着用していた網タイツを支持し、困惑した模様。でも、それはいくらかはジョークであって、本当のところはかわいい衣装も見たいのだろうから、落ちこまないでね。小生の言葉でこれ以上うまく書くのが難しいが、この様相をいちばん絶賛していたのはKOUSAKU氏だ。メロンのファンは最高だと、数回強調していた。思えば、千葉ロッテマリーンズのファンは、12球団でいちばんの応援をするといわれており、それがファン同士の連帯感をも象徴しているという。バレンタイン監督から任命されたという「大使」にそう言われるということは、それだけのものだと認められたということである。メロンヲタでない人から(いや、実は隠れメロンヲタかもしれないが)こう言われて、胸が熱くなった。ただ、メロン記念日について、苦言も呈しておかねばならない。今回の選曲は春らしさなどをテーマにしたとはいうが、2曲では物足りない。いや、これだけの労力をかけてやってきた挙げ句の2曲という少なさを問題としているのではない。ほかの出演者に対して少ないのは正直アピール不足だし、トークの内容もメロンヲタ以外にはあまりピンとこない内容だったと思う。一部の地域でしか聞けないラジオを聞いていないとついていけない話題があったりして。メロン記念日を知らずに来た客からしてみれば、メロン記念日よりメロンヲタのほうが印象に残ってしまったのではなかろうか。いくら、強固なファンを持っているとはいえ、新たなファンを開拓するための努力は、怠ってほしくない。村っちはめがねをして登場すべきだっただろう。

で、以上3組のOAは16日。

山根康広

メロンヲタと山根ヲタが場所をスイッチ。もっとも、小生らは同じ場所に居続けたが。サポートメンバは、ベースとギターの2名。山根氏は最初数曲はギターを演奏しながらの歌唱。アコースティックサウンドはなかなかいい。(他の3組はカラオケ。)正直、山根氏の曲は数曲しか知らない小生、今日演奏された曲のほとんどが知らない曲だったが、時代にとらわれない活動をしているというだけあって、作曲のセンスはやはり素晴らしい。本当の意味でいちばんオーディエンスを引きつけていたのは彼だろう。で、ギターからキーボードにスイッチして、「懐かしい曲」といって、あのイントロで会場が沸く。Get Along Togetherで、会場は静まりかえる。外で遊ぶ子どもたちの声が少し聞こえるが、会場の客は全員聴き入る。やっぱ、十数年たっても、いい曲だ。ここに来てよかったなぁと改めて思う。で、そのあとは、打ち込みのリズムトラックで、アップテンポに。メロンへの声援には驚いたと言うが、自分自身も8月に迎えるという40歳の誕生日に神戸でライブとのことで今から気合いが入っているとか。やっぱし、運動せねば。

山根氏のみ23日にOA。

ビンゴ大会

収録が終わっても、帰れないのです。ビンゴ大会があって、メロン記念日の賞品が2件。サイン色紙と、ここで撮ったというポラロイド写真。帰りのバスの時刻表を入り口でもらったり、バス乗り場の様子をうかがったりするが、結局300円を払って参加することに。それなりに金を出せば複数枚のビンゴカードで参加できるんだけどね。だが、小生はなかなか穴が開かず、リーチした次の番号引きの時点で終了。ああ、せめてポラロイド写真がどんな感じか見たかった。急いでバス乗り場に向かうが、17時のバスには乗れず、最終の17時半に乗車。17時のバスは10分くらい遅れたと思うが、小型の観光バスのチャーターで、プロドライバーによる運転なためか、定員着席厳守。17時半のバスは来たときのバスと一緒。補助席を利用し1列5人がけくらいになって、全員着席。やはり、ここに来た客の95 %は、車なのね…。で、牛久駅に帰還。

打ち上げ

で、実はビンゴ大会の前に、A氏の知り合いだというD氏と偶然合流しており、4人で行動をしているのだが、D氏が「常磐線は酒盛り列車」だというので、牛久駅の売店でアルコールを確保。後ろのほうの旧式車両に乗車し、4人がけのボックスを確保。反省会をしたりなどもするが、みな数年メロンヲタをやっており、A氏とD氏以外はきょう初めて会ったばかりだというのに、あのイベントもこのイベントも、あまたもの同じ現場に参戦していることがわかり、世間が広いようで狭いことを思い知ると同時に、メロン記念日が引き起こしたミラクルなのだとしみじみ思ってしまう。A氏とD氏は、ファンクラブツアーで相部屋だったことで知り合ったそうだ。あっという間に上野駅に着いてしまうが、D氏の発案で、居酒屋で2次会。メロン記念日だけでなく、ごっちんのかっこよさについても語り合う。だが、ここでいちばん感じたことは、仕事があるからヲタ活動ができるのであり、ヲタ活動ができるから仕事に身が入るのだということだ。私生活と仕事と、きちんをメリハリをつけねばならない。そのバランスをとることは、難しいところもあるが、大人なのだから、うまくマネジメントしなくてはならない。日曜の夜の飲み会、数年前の自分なら、明日は仕事だーとかなりブルーになっていたと思う。しかし、いまの自分は、少し希望がみなぎっている気がする。仕事と娯楽のサイクルが、確立できてきたからだろうか。それにしても、初めて会った人たちと12時間以上も一緒に過ごすなんて、思ってもいなかった。みなさま、またお会いしましょう。家に帰って、布団に入って、長かった1日が終わる。

追記

WILLCOM牛久市の果てで圏外になったことをつけ加えておきます。つまり会場でも不通。

*1:運営会社の(株)ファームが愛媛県西条市の企業。