こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

中ノ森BAND初の、単独有料公演。仕事が終わってから駆けつけた渋谷。整理番号の順に入場したが、比較的番号の近かったいつもの面々などと同じ場所に。ライブ自体の感想よりむしろ、これだけ多くの客を集められるようになったという事実が夢のように思えるのだ。ドラマの主題歌を担当したからだとか、雑誌でプロモーションしまくったからだとか、そういう事務所が用意したようなお膳立ては、小生にとってはこの際どうでもいいことだと思う。ライブという生きものを、生きものとして大事に演奏できる、当たり前のようで最近なかなか見られないグループなのだと思う。

おそらく2004年8月1日、初お披露目で演奏された気がする恋愛Expressの演奏が始まると、そのときからたった時間を認識することとなる。え、もう、1年半以上!?信じられない。今の中ノ森BANDには申し訳ないが、もし1曲だけともちんが復活してくれるとしたら、迷わず推したい曲である。でも、今の中ノ森BANDの一体感も、当初(今の体制になってから初めて生で聴いたころ id:shocknin:20051108#p1)に比べると、違和感がなくなってきていると思う。サポートのJUNさんも正式メンバのように溶けこんでいる。だが、いまの中ノ森BANDが100点ということではない。正式なメンバである、文子のギターがうなるのを、もっと聴きたい。

今回の音的なバランスは中の上か。しなもんが新しい音を奏でていたような気がしたが、マニピュレータの可能性もあるので断定はやめておこう。やや上手寄りにいたので、ベースの音云々は言いにくいな。だが、「こうき中学校」(漢字表記不明)バスケ部時代のユニフォームを着てるゆっこ。今までの人生の集大成でもあると考えているのだろう。音からも衣装からも思いがこもっている感じは伝わってくる。ドラムは、相変わらず安定。曲ももちろんだが、オーディエンスを巻き込んでのシャウト合戦みたいに、単調な演奏をしなくてはいけないようなときも、とにかくシュアーに音を出している。文子は、当然気合いが入ってたとは思うが、緊張してた気もした。屋外みたいな、もっと開放的なところでの演奏・歌唱を見たいなと思わせてくれた。100点でない以上、こういう期待させるような感想が持てたのはよかった。15分押しの開演で、定刻5分後にローディーが出てきたときはなめとるんかいなと正直思ったが、アンコール含め90分のステージが終わったあとは、なんか、ほっとした。

握手は、会場出口で。列を作らされるようなことはなく、各自ドリンクを飲んだりして気が済んでから。しかし「列が切れたら終わり」などという、ジャーマネらしきおばさんの非情な声。ほかの方々よりは流されてしまった気がするが、今日はそれでいいや。グッズを購入し、シーメイークーしたい面々で定食屋で打ち上げ。中ノ森BANDのライブだったのに、打ち上げにはなんでメロンヲタばっかし集まったんだろう。