こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

1年ぶりのメロン記念日単独公演のため大阪へ向かう。なんばでいいと言ったのに連れの某00氏が新大阪まで迎えに来たので、一緒に動画を見ながらなんばに向かい洋食を食す。で、ライブ会場でないなんばに寄った理由。湊町リバープレイス(というかなんばHatch)にて「風のハルカ」トークショーを見に行くためである。リバープレイスと名前はかっこいいがまぁ00氏によればどぶ川なのだそうだ。ところどころ空席があったので安心して肉の試食をしたりして、開始時刻になり、最前列にちょうど空席があったので着席したところ、驚愕の事実を目の当たりにする。MCの案内で登場したのは、事前告知のあった水野ハルカこと村川絵梨さんでなく、倉田正巳こと黄川田将也君だった。ショボーンとしてもしゃぁない。テレビではあんまし意識しないのだが、結構背が高い。この湊町リバープレイスは実はハルカと正巳が再会した場所だとかおさらいもあったが、本人は正巳みたいな頼りない人間じゃないとアピール。でもその一方で、どこかチャーミングなところもあるようだ。正巳の役どころである、頼りないけど憎めないような性格は、なかなか演じるのが難しいと思う。そこを、あまり難しく考えず演じているようだ。で、そんなテレビの中のイメージのせいか、町ではしっかりせいやなんて声をかけられるのだそうだ。本人は個人的には亜矢よりハルカのほうが好きなのだそうだ。あとは、黄川田君本人は埼玉出身東京在住なので、正巳を演じるにあたってたこ焼きを焼くトレーニングの時間が設けられたそうなのだが、もともと結構焼けるそうで、家でもたこ焼きづくりを楽しんでいるようだ。なお、2月分くらいまでの収録がすんでいるそうだが、協会さんのPが会場でにらみを利かせていることもあり、当然ネタバレはなし。これから、意外な展開があるとか?

で、歩いて大阪厚生年金会館へ移動。時間は結構あったが、00氏や氏のいろいろなお連れさんと話したりヲタ観察したりして、時間は過ぎた。グッズの先行販売にも2回並んだし。DVDマガジンとかTシャツなどはいつものように購入したわけだが、村っちのマフラータオルの前衛的なデザインにひかれ、もう1回並んで購入。当然、4人分とも欲しいのだが、台所事情がそれを許さない。たった1人の推しが決まっていれば、その人のを買えばいいのだが、小生にとっては個人のグッズはとても悩ましいのだ。おかげで、財布の中身が寂しくなってしまい、金を下ろしに走ることとなった。大阪は、さすが都会、郵便局が閉まっていても、民間の銀行があてになる。

で、開場時刻が来ても、「最終調整」の遅れのためなかなか開場せず、結局30分押した。寒い中待たすのはやめてくれ。あんまし早く入場する気もなかったのだが、入ってからそれは失敗だったことを知る。CD(など?)を1500円以上購入した人にサイン色紙を配っていたのだ!当然、長蛇の列。潔くあきらめたところで、今夜ここに泊まっていくという某走り屋氏と会う。某日に行われる中ノ森BANDの出演番組の生放送のスタジオ入場はがきを見せられるが、残念ながらスケジュールがつまってて行けないと断る。

(以下ネタバレあり)
さて、本番時は、連れはいなくて、単独で席に行く。記憶が正しければ、定刻より21分くらい押して開演した気がする。出だし、おなじみのメロン記念日のテーマでなく、なんだかのSEだった。で、結論。アンコール最後のEndless Youth以外、全部シングル曲。THE 二枚目の曲をじっくり聴けるかと期待した小生の期待はもろくも崩れ去った。もっとも、ことし初めての単独公演であり、2月の座長公演から早10か月弱。ライブで数か月以上ぶりに聴けた曲が多かったわけで、すごく新鮮な感じだった。特に、本編最後の6曲ノンストップは、タオルを振り回したりで、いい感じ。

でもやっぱり、このライブに点数を付けるとなると、大学の試験なら54点で「不可」、無線技術士試験の工学なら74点、法規なら59点で不合格といったところだ。「何か足りない」のである。メロンの持ち味といえば持ち味なのだが、トークがグダグダ。適度なグダグダはいいのだが、無駄に時間がかかったあいうえお作文とか、瞳んがゆきどんとか稲葉貴子さんのプライベートのセクシーぶりを見せてあーげないとか自慢するような内容は蛇足ではないか。今日ここに来ている客は、メロンのためにわざわざ、普段仕事とか勉強でたゆまぬ努力をし、自分へのご褒美として貴重な金とか時間を使って寒い中集まっているのである。メロンの客に、メロンのプライベートを語るのはいいのだが、客が聴きたい曲を聴かせもせずに第三者の話題をするのはたいがいにしていただきたい。パーティ〜が終わってから時間もないまま、アルバム曲を練習する時間がない台所事情は理解できる。でも、単独公演をやるからには、何だかの形で、メロン記念日だけのためにやってきた客に応えてほしい。せめて、もっと内容を引き締めた構成にしてもらえなかったのか。結局、曲で燃えたのに、中途半端な時間がところどころ発生してしまい、せっかくかいた汗が何度も引いてしまうこととなった。これは、客に風邪をひかせる原因にもなりかねない。改善を期待したい。

ただ、メロンのトークは基本的に楽しい。特に印象的だったのは、村っちの「裸族」宣言。すなわち家では裸で、料理をするといろいろはねて熱いとか、ほかのアイドルにではできない話題だ。いい歳をした女子が、いい歳をした男子が多くを占めるオーディエンスに対して、こういう話題をするのである。ああ、なんて大人の空間なんだろうと、しみじみ感じる。ムーミンがカバでなくてムーミンであるように、メロン記念日メロン記念日であって、アイドルという枠では語れないんだなぁと改めて感じる。いやいや、歌ももちろん、パワーがある。特に、あどけない歌い方が持ち味だったあゆみが、いいところではパワー的にもかなり頼れる感じ。今回はこのコンサートにこんな評価をしてしまったが、曲を聴く側としても、きちんと「復習」をして臨まないといけない。小生の周囲、メンバの名前を叫ぶべきところで叫んでいる客が誰もいなかった。小生自身も、次は誰のパートなのか思い出すのにやや時間がかかっている感じ。メロンも、自分も、互いに「優」の成績を挽回できるよう、次の機会に向かっていくべきと感じた。終演は21時45分くらい。客は21時終了を想定してたのに対し、内容自体がふくらんだのが25分くらいで、開演遅れが20分。21時半過ぎに途中退出する客が目立ったので、開演遅れさえなければほぼ全ての客が終演を迎えることができたことになる。なんてもったいないことか。せっかく貴重な金と時間を使ってやってきた客に、こんなもったいないことをさせてしまうようなコンサート運営を、失敗と呼ばずして何と呼ぼうか。小生は遅めのバスを確保していたから助かったものの、遠征組をなめているとしか思えない。

で、終演後は、00氏と00氏宅に泊まる某B氏と、目をつけておいた銭湯に足早に向かう。脱衣所にぁゃゃなどの女性アイドルの来年のカレンダーがずらーっと掲げられてるのがなんとも。中村美律子が混じっていたのが当地らしい。で、ラーメン屋で打ち上げをし、解散。Edyで払えたので、現金を使わずにすんだ。東京方面行きの最終バス、ニュードリーム4号に乗るべく、焦りながら大阪駅桜橋口に無事たどり着き、乗車。2階の最後尾の席であり、リクライニングとか荷物置き場の面とか、当たり席。ほぼ定刻通りにバスが出発。最初小生が目にした11月号の時刻表ではこんな遅い時刻でなかったのだが、結局、コンサートに想定外の遅れが生じたところ、想定外のダイヤ改正に助けられた形だ。