こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

帰宅後、第1級海上無線通信士の免許証がついに到着していた。3週間もかかったのは、最近としては異例だ。たぶん、10月に試験があった特殊無線技士の免許発給とかち合ったのだろう。3海通免許の日から数えれば、約4週間だ。これで、いきなり1海通の試験を受けるより、数千円安く免許を手にすることができた。
さて、これで、プロとしてモールスをやる以外の、すべての無線設備の操作ができるようになった。民間人が職業無線でモールスをやることはもうないだろうから。もっとも、あくまで総務省の無線従事者免許の上でのことであり、船舶局無線従事者証明とか国土交通省の航空通信士の資格とかは別途必要だが。こうして、4年(というか正味1年半弱)かけて事実上19種の無線従事者資格を手にして思うこと。まず、内容はともかく、よくここまで勉強したという感じ。いくら自分が電気系の人間で、通信機の製造を生業としてるといっても、海とか航空のことは専門外な内容が多く、正直面食らった。しかし、これらは空や海での安全を確保するための世界共通のルールであり、陸上での仕事を続けていくにしても、安全確保と隣り合わせである以上、どこかで生きてくるのではないかと思っている。もちろん、いつかクルーザーなんかに乗りたいという夢に少しでも近づくためのものでもあるのだが。個人が持つようなクルーザーに1海通のキャプテンは確かにオーバースペックだが、勉強はできるうちにしておきたいので。

今回、「やればできる」という、いい経験ができた。何に使う資格か、具体的なことがなくても、知識の幅を広げれることは無駄でないはずだ。自分にとっては、技術屋としての目標であった1陸技と、個人で電波が出せるアマチュア無線の資格が今のところ最も大きな意味がある。しかし、今後どんな資格に挑むにしても、こうした社会勉強ができる機会はないと思う。陸・海・空、いすれにしても、この資格で、何ができるのか、それを常に意識しながら、知識を持ち続けたい。