「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅」(27日目)BS103 2005/10/26分
清畠駅(北海道門別町)
アナウンサー:堀伸浩(NHK北海道*1)
制作・著作:NHK北海道*2
駅のすぐ前には太平洋。波音が聞こえる。
よく晴れている。
漁業の町だが、競走馬の産地だったり酪農が盛んだったり。
宿題はできている。「柳葉魚」は「シシャモ」のこと。食糧難のとき神様が落とした柳の葉がシシャモに化けたという、アイヌの伝説がある。
キーワード「今ここにある人間」人間はアイヌと読む。
0801苫小牧→0830鵡川
標識の名前に興味があって訪れた「ム・ペツ館」は集会所だった。
鵡川は昔からししゃもの遡上する場所で、その絵が。ししゃもはアイヌ語(テロップでは「アイヌ語:ススハム」)で、上に記したような説明を「ム・ペツ館」の人から受ける。
漁港を見学。水揚げした時点で死んでしまう弱い魚。
10時25分ごろ、寿司屋に入りししゃもの寿司を。うまい!
1102鵡川→1116富川
8年前に来たことがある二風谷へ。アイヌの文化を積極的に保存・継承しているという。
民芸品店へ。鳥の彫刻の細かさに感嘆。
偶然学芸員が来たので、博物館へ。アイヌ文化が北海道にとどまらないことを知った。(青森方面にも広がっているような図。)
アイヌ語を教えている人を訪ね、話し込む。初対面のあいさつは「あなたの思いに触れさせてください」という意味(直訳するとそういう意味ということか)だそうだ。
1511富川→1532清畠
北海道には2万年前から人の痕跡があるという。縄文文化、アイヌ文化、自然が変わりながら、人間が変わってきた。
ここ門別でもししゃもが捕れる。ししゃも漁が本格的な冬の訪れを意味する。
今朝絞ったばかりの温かい牛乳の差し入れ。
いま来る列車は苫小牧行き、間違って乗らないように。