日記

大宮で行われたなっちコンサート夜の部に参戦。喫茶しながら物書きをしたかったので、早めに大宮入りするが、出先でできるようなことはし尽くしたので、会場周辺をひと歩きかふた歩き。ソニックシティは初めてなわけで、いろいろ知っておかないと。グッズがほしい連れと、グッズの列か入場の列かわからぬまま並び始めるが、結局入場の列だ。そのままグッズを買えばいいんだけどね。席は2階。最上階のロビーで直前まで時間をつぶし、ほぼ定刻に開演。

しかし、とりあえずなっちは声だけで、出てきたのはお子様7人組の「給湯」（本当の表記は°C-ute）だった。10分あまりダンスを披露し、そのあと事実上の開演。2階の16列。 ほぼセンターとはいえ、糞席の部類だ。ファンクラブでこの席はないだろう。双眼鏡を忘れて悔しい。などという思いで終わるところだったが、なんだか、なっちが心の目で見えた気がする。選曲のバランスがいい。24歳のくせに、いい具合にかわいい。見てくれがかわいいのでない。安心して聴ける歌、どこか優しい歌、気持ちが伝わってくる歌、キュート（前述の「給湯」ではない）な踊り、そんな要素が揃ったステージが、何だかかわいらしいのだ。聞いたことない曲も多いが、にもかかわらず何だか懐かしい曲。連れが即座に耳打ち。昔のムスメ。（なっちがかつて所属していたなんとか娘とかいうグループ。）の曲なのだと。「抱いてHOLD ON ME!」のカップリング曲なのだと。このころはとっくにモーヲタをやめていたわけだが、曲には結構恵まれていたのね。ゲストのカントリー娘。のことも書いておかねば。やっぱりいちばん背が高いのはみうななのね。カントリー娘。史上最高駄作だと思っていた「シャイニング 愛しき貴方」も、不思議といい曲のように聞こえたのは、それだけ歌い込んでいるからか。なっちと共演した曲も、なかなかいい助演ぶり。目立ちすぎず、それでいて足を引っ張らず、花を添えている。ただ、小生が困惑を禁じ得なかったのは、「初めてのハッピーバースディ！」だ。2002年10月、りんね卒業とともに小生もカンヲタを卒業。それ以来、新生カントリー娘。はあくまで新しいグループとして見てくることができたが、そのカントリーが歌うこの曲を聴くと、「りんねのいないカントリー」というどうにもならない事実をいまさら突きつけられたようで、胸がつまるのだ。間奏で「りーんね！」と叫んでいたところ、もう、どうすればいいかわからない。浦島太郎状態というよりは、現状に追従しようという気にならないのだ。まぁ、卒業した人をどうこう言うのはこれくらいにしよう。現状のカントリー娘。を推せない最大の理由は、あくまで、本来のカントリー娘。のあるべき姿でないところ（半農半芸でないこと）にあるので。だが、ガッタスという形で体育会系を実戦している彼女らは、やはりそれなりの美しさを持っている。体型やダンスに、よく現れていると思う。陰ながら応援したい。

結局、いろいろほんわかさせられた2時間弱（給湯除く）。まぁ、よかったと思う。もっとも、日曜夜の大宮はきつい。終演後ダッシュで、あらかじめ目を付けておいたファミレスに入るが、ゆっくりシーメイークーするわけにいかず、そそくさと撤収。もっとも、この店にはヲタはあんまし来なかったので、その意味では慌てる必要はなかったが、スケジュールとか体調管理には、要注意。