こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

幕張メッセにて開催のCEATEC JAPANへ参戦。仕事としてでなく私人として。しかし、某国神社に参拝した小泉君が首相の肩書きを記帳したかのごとく、首からかける名札にはおもいっきり所属企業名。これがもとで、某アンテナメーカーのブースにて売りこみをされてしまう。小生が携帯事業に引き抜かれるころまでずっと、アンテナを30年間納入していたとのこと。どうすればふたたび採択してもらえるかというので、やっぱり性能と、納期ではないかと、答えておく。同じ会社でありながら、縦割りの開発。アンテナをやっている部門のことは、断片的にしかわからない。しかしながら、分社ごとの独立採算を徹底するという、今後の全社的な方針においては、身内のものよりQCDさえよければ社外からの調達の可能性は十分あるわけで。もっとも、会場内の客をよく見ると、いろいろな紙袋が見られるが、このアンテナメーカーの紙袋を持っている人をほかに見なかった。目立ったのはHD DVDなどか。

もっとも、小生にとってこのイベント最大の目玉は、「ワンセグ」である。KDDIのブースに出向き、三洋電機製端末をチェック。端末に記録されているTSを再生していたようだが、データ放送の一部のデータは生のものを拾いに行っていた模様。ヘッドフォンで音を聞くが、いかにも圧縮された感じの音。もっとも、ポータブルの受信機で不安定なアナログ放送を聞くよりはずいぶんましだとは思う。

ワンセグでもうひとつ気になるのは、ドコモ向けのパナソニック製の端末だ。ドコモのブースよりも松下電器のブースのほうが突っ込んだ展示になっており、特設の実験局?からの「こちら本池上署*1」の電波と、本物の試験放送の電波を受けたものを見ることができた。前者が安定しているのは当然だが、後者も結構いい感じだ。角度によって一瞬モザイク状になることはあったが、こういう建造物の中でも安定した画像を見せてくれたのはすばらしい。アナログより格段に安定している。イヤホンで「本池上署」の音を聞かせてもらうが、あんまし圧縮されたような音には聞こえなかった。しかし、それは、たまたまその場面の音が単純だったのと、安そうなイヤホンだったわけで、上述のKDDI向けの三洋製端末を試聴したときと条件が違いすぎるので、なんともいえない。とにかく、安定した受信状態が期待できそうだ。なお、試験放送は、チャンネルを変えるたびにその局のロゴが最初に表示された。

一方、確かDRPのブースでヘッドフォンで試聴したデジタルラジオは、思ったよりいい音だった。ただ、アンテナの状態を確認しなかったので、電車の中とかで聞く場合どうなるかは、未知数だ。

なお、松下電器のブースでの目玉展示の1つに、PLCのデモがあった。前もって見たとあるサイトでは撚り線が使われているのを見たが、あまりに実態とかけ離れているという批判を受けてか、小生が見たときは普通のVAらしき電線になっていた。AOR製ポータブル受信機とロッドアンテナで、HF帯の各アマチュアバンドでのノイズをチェック(電波型式はJ3E)したが、PLCが原因であるノイズはこれといって聞こえなかった。(あくまで実験環境なので、極力理想的な状態になってるはずだが。)

あとは、最近気になる技術についていろいろチェック。「京ぽん」のモックも見る。実機はなかったようだ。マスプロ電工のブースでは地上デジタル放送のチューナを展示していたが、i.Linkをなんでつけないか聞いたところ、コストダウンのためだとのこと。耳が痛くなるほど聞かれているらしいが、あまり期待しないでくれとのこと。どのみち、どこかからの圧力では(表向きは)ないらしい。ん、NHK総合の土スタの画面に、村川絵梨がいるではないか。ノーチェックだった。音は出てないので、慌てて、通勤ラジオがわりのリグをアナログテレビの1チャンネルに合わせ、絵梨ヲタの某氏にメール。氏もノーチェックだったらしい。来週の木曜から出てくるそうだが、共演者と結構いい人間関係があるようで、なにより。5月から撮影が始まり、今もまだ撮影が続いているそうで、頑張ってください。

以上、アンテナのことから、ワンセグの性能についてまで、有意義な情報を仕入れることができた。私人として行っていても、業務として行っていても、同じような情報を仕入れて帰ってきたかもしれないが、この際どうでもいい感じ。連れと一緒にANAEdyカードを作ってしまうが、いつ使うことか。

*1:わざわざTBSの協力を得たと聞いているが、もともとこの番組のスポンサーであることが大きいだろう。