日記

行ってみるまでコンセプトのわからぬイベントだったが、若いクリエータを応援する趣旨のイベントらしい。FUNKISTなるバンド、フルートやギターなどの生っぽさを含むサウンドがいい。話題の猫ひろしをはじめとするお笑いもいい息抜きとなった。で、目当ての中ノ森BAND。バンドのロゴ、メンバ全員のTシャツと、ギターおよびベースのデザイン募集がなされていたらしい。まずそのTシャツでメンバが登場。いつもと違った感じが新鮮。ちいたの意外な一面を見た感じ。ロゴ3種が大画面にて発表。新しいギターおよびベースも登場。正直、新鮮な感じ。バンドは音を出してなんぼではあるが、やっぱり、おしゃれはしてほしいし。

で、気になるのは、その楽器の音。TOMOEは衣装もギターも黒系。小悪魔という感じ。ギターの音は、いつもの音と違って生っぽい泥臭さがある。こもってる音ともいうが、よりギターらしい音ともいえる。もっとも、きょうは下手寄りにいたので、ゆっこと文子の音がすんごくよく聞こえた。ゆっこはライブのときはCDと違った演奏のしかたをするというが、細かくてずんずんと来るのだ。今回のギターおよびベースが使われた曲はTOYなど最初の2曲と最後の1曲のダツマンネラーだけだったと思うが、その新しいベースだと、より音符が際だって聞こえる。きょうは、今までやってきたような会場よりひと回りもふた回りもステージが広く、珍しく全員の顔が見えたのであるが、音の出方もいつもと違う。文子のギターの音がこれほどはっきり聞こえたことなんてなかったのに。結構大事なところを弾いてるんだな。逆に、TOMOEの音が本番中はあんまし聞こえなかったが。しなもんについても触れておこう。キーボードが2台になっていた。どう使い分けてたかはよくわからないが、使い分けていたことは事実だ。今後、今までとは違った聴かせ方に期待。結構、体が細いのね。

文子のギターのセッティングがかなり押して、ライブ自体が押したようだが、台風が近づいていたので、結構そわそわしてしまった、客はいつもよりは少なかったかもしれないが、台風が近づいていたことと、イベントの内容が当日まで謎だったことが原因だろう。ライブの内容は、いつも通りの濃い内容だったが、ミュージシャンにとって楽器は体の一部であり、今後今回の新しい楽器をどうしていくのかが楽しみだ。もちろん、衣装へのこだわりも見てみたい。

終演後は、台風を気にしながらも打ち上げをしてしまった。帰宅時は結構濡れた。