こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

きょうのお勉強

電気通信事業の登録など

  • 電気通信事業を営もうとする者は、総務大臣登録を受けなければならない。(電気通信事業法第9条より)
  • ただし、規模によっては総務大臣への届け出になることがある。(同第16条より)

各電圧の架空強電流電線との接近

何と何との接近なのかを気にする必要がある。以下に続く。

架空電線の支持物と架空強電流電線との間の離隔距離

id:shocknin:20050614#p2参照。
架空強電流電線が低圧・高圧の場合は30cmか60cmなので、40とか50などの選択肢は落とすべし。
特別高圧の場合は50cmか1mか2m以上。
「強電流ケーブル」がいちばん安全性が高いことを踏まえれば、覚えやすいかも。

架空電線と低圧又は高圧の架空強電流電線との間の離隔距離

id:shocknin:20050614#p2参照。
架空強電流電線が低圧の場合は30cmか60cm。
架空強電流電線が高圧の場合は40cmか80cm。上の架空電線の支持物の場合と混同しないこと。

各電圧の屋内強電流電線と屋内電線との接近

原則は離隔距離を30cm以上とすることになっているが、そうでない場合の条件が複雑。工事担任者試験でも出ているが、電気通信主任技術者試験にもよく出ている。この項での長さは以下すべて離隔距離。
有線電気通信設備令施行規則第18条を筆者の解釈でわかりやすく書き直してみるものであり、厳密に同規則の内容を表現するものでない。

注意:「耐火性」が問われるのは、屋内強電流電線が高圧のときだけである。

  • 屋内強電流電線が低圧の場合
    • 基本は10cm(屋内強電流電線が強電流裸電線の場合は30cm)離すこと。
    • 屋内強電流電線が300V以下の場合、屋内電線と屋内強電流電線との間に絶縁性の隔壁を設置、または屋内強電流電線が絶縁性、難燃性、および耐水性のある絶縁管に収まっていれば、接近してもよい。
    • 屋内強電流電線を、接地した金属の管や絶縁度の高い管などに収めれば、屋内電線を当該管などに接触しない程度に接近可能。
    • 屋内強電流電線と屋内電線は同一の管などに入れてはいけないが例外規定あり。(ここでは略)
  • 屋内強電流電線が高圧の場合
    • 基本は15cm以上離すこと。
    • 屋内強電流電線が強電流ケーブルであって、屋内電線との間に「耐火性」のある堅牢な隔壁があるか、屋内強電流電線自体がそのような性質のある管に入っていれば接近してもいい。
    • 「屋内電線」のほうが特別高圧の屋内強電流電線であってケーブルである場合も、触れない程度に接近可能。

呼出信号受信時の直流回路のインピーダンス

アナログ電話の回線の話だが、2kΩ以上@ 16Hzであること。
2kΩという数字、ほかでは出てきたっけ?

押しボタンダイヤル信号の条件

信号送出時間、ミニマムポーズ、周期はそれぞれ50ms, 30ms, 120ms以上。数字をセットで覚えよう。
工事担任者の範囲。

電気通信回線設備の損壊または故障の対策

伝送交換主任技術者試験平成13年度第2回の法規の問3の(3)の解説が、例の全問題解答集にはない。
A, Cが正しい(Bが間違っている)のは確かなのだが、Bの誤りは「及び個別に使用される機器」が余分であること。