日記

中ノ森BANDが出演するNACK5主催のライブイベントのため、いざ大宮へ。大宮といっても広いが、もろ大宮区役所のそば。仕事を終わらせる直前あたり、連れの某まめロング氏より、20時40分ごろの出演になるとのメールあり。というわけで、職場の最寄り駅で腹ごしらえしてから、横浜駅経由、湘南新宿ラインで大宮駅までまっしぐら。結構時間がかかったような気がするが、大宮駅から会場までの徒歩15分くらいの時間も、同じくらい長く感じられた気がする。

入場後、会場の後方で居場所を伺っていると、大型連休（協会用語、一般にはゴールデンウィーク）中に台場で初めてお会いしたばかりの某ウラヲタ氏（ウラニーノのヲタ、正式な仮名が決まるまでの仮の仮名ということで。「ヲタ」は語源の「おたく」とは違い、熱心なファンという意味で解釈願いたい。）が小生に気付いてくれる。逆に小生は、暗かったのと、髪型が変わっていて一瞬だれだかわからなかったので、なんか申し訳ない気持ち。某H氏や、京の某氏、まめロング氏、某K氏など到着。しばらく後ろで観覧し、適当にビールでも飲んだりする。

で、おそらく中ノ森BANDの1つ前のバンドである、WHiTEの出番になってから、前のほうに陣取る。某井川氏や某走り屋氏、某ドリヲタ氏がしっかり最前を陣取っている。うちら遅れ組は、どうしても仕事の都合、仕方がない。が、結構このハコ、ステージまで近い、近い、近すぎる。WHiTEは、名前に反し赤のTシャツで演奏。なんか、声が不思議な感じ。演奏は結構安定してる。PAもうるさすぎず、ちょうどいい感じ。WHiTEの演奏を聴きつつも、やはり中ノ森BANDの登場を控え、胸は高鳴ってしまう。

さて、中ノ森BANDのセッティングになるわけだが、スタッフがウラニーノTシャツを着てたのがほほえましい。地元が埼玉でここでも出演歴があるわけで、不思議ではないのだが、中ノ森BANDと2回対バンしてる縁であり、果たして相思相愛なのかが井川氏やウラヲタ（仮の仮名）氏などはかなり気になるところだろう。もちろん、小生も気になるのだが。セッティングには当然バンドメンバもかかわるわけで、こういうのを近くで見れるのはいとおかし（古語）。YUCCOが髪を切ったのが、けっこうおしゃれでいい。一瞬研ナオコかと思ったが。演奏が始まる。1曲目はやっぱり発売されたばかりのWhateverだ。というか、いつの間に発売日を迎えてた感じだ。発売までは、あと1か月、あと3週間なんてふうに、ずいぶん先のことのように思ってたのだが、思えばCDを予約したりフライング日や発売日に買いに行ったりしそびれてしまい、いつの間にきょうを迎えてたのであった。そのあとは、ラズベリーパイはもちろんのこと、TOYや磁石などの未音源化曲を演奏。きょうもっとも印象的だったのは、いままでの常連客以外にも、ノリノリで楽しんでいるオーディエンスが多かったことだ。ましてや、平日なのに。やっぱり、認知度が上がってきた効果なのだろう。最後の曲の前に、井川氏が自己紹介を促す。そして、SHINAMONのところで、ハッピーバースデイを歌い出しクラッカーを発砲。そう、きのうが、SHINAMON（しなもん）こと三島亜紀子さんの24回目のお誕生日だったんですね。前々から、みんなで色紙を書いてこの日に備えておりました。これからも、ときにはノリノリで、ときには詩人のように、鍵盤を操ってください。こういういい感じの会場で、この日を迎えることができたのは、井川氏などはじめひとりひとりのおかげです。ほんとうにお疲れさまでした。

で、TOMOEと文子の自己紹介が吹っ飛ぶところだったが、無事続行。最後はWhateverをもう1回演奏したのだが、ノリがものすごくノリノリに聞こえる。やっぱり、新旧のオーディエンスの盛り上がり、そしてしなもん祭りの盛り上がりが、そのまま音になって現れている感じだ。空気を通してオーディエンスとバンドが一体になれているのだ。これが、中ノ森BANDの理想型ではないか。

後方に下がり、トリのバンド、6BUN-6の演奏を聴く。女B'zといっていいくらい、パワーのあるヴォーカルと演奏だ。この間、先に外に出ていた京氏が小生らのところにやってきて、中ノ森BANDのCD販売は外に出たところでやっているとの耳打ち。サイン入りポップと色紙（どちらもほぼ同じサイズの横長）の特典が選べるので、ポップを選択。いや、迷うくらいなら2つ買えといういう声が聞こえてくるかもしれない。売り場にいたインペリアルレコードの担当者と思われる方も、そんな顔をしてたようなしてなかったような。でも、あえて1つに絞ったのは、きょうの盛り上がりからして、新しくファンになった客がいっぱいこれから買いに来るような気がしてならなかったからだ。新しくファンになった方々と、この余韻を共有したい、ということだ。バンドはまず生演奏ありきだと思うが、生演奏を気に入ってCDを買う、CDが売れたからライブがよくなる、ライブでいい演奏ができるから、CDが制作できる、こういう相互効果を期待したい。Buzyのヲタ会報で語られてたように、CDはラブレターであり、ライブはデートなのだと思う。せっかく、メジャーデビューし、知名度が上がりつつあるのだから、「ラブレター」と「デート」がつながっていくサイクルは、決して夢でないと思う。ちなみに、隣で売られてたWHiTEのCDも購入。

終演後、外は雨。一部の連れを待ってるが、出てこない。あすの体調を案じ、まめロング氏とウラヲタ（仮の仮名）氏と、先に退散。改めて、皆様、お疲れさまでした。そして、中ノ森BANDの皆さん、ほんとうにありがとう。しなもん、改めておめでとう。