こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

特に何時とも決めずに、ゆっくり起き、ゆっくり食事をし、ゆっくり家族や猫(いや、猫も家族のうちなんだが。)と語らう。そして、黒野駅へ。ここで「岐阜600V線区1DAYフリーきっぷ」を購入。このほか「黒野→中部国際空港」の普通きっぷを購入。普通の磁気きっぷだが、希少価値が高いだろうと思って購入。記念購入であることを強調したものの、1630円ですがいいですか?と念を押されてしまう。2か月程度の間しか存在し得ない区間という、希少価値があることも当然なのだが、この町に、中部を代表する私鉄、名鉄があったということを記念する意味で、もっともふさわしい乗車券だと思う。揖斐線の記念入場券もあったが、迷ったあげくパス。ラッチ内には、特設のグッズ売り場あり。きのうはTシャツなどを買ったのだが、きょうは510型のステッカーを購入。乗車後はとりあえず、下方で途中下車し、何百回以上、いや4桁の回数は渡ってきたであろう根尾川の鉄橋を撮影。有名な撮影スポットであることは知っていたが、自分が撮影する側に回るのは初めてだ。幼いころからあった電車。それが、全国的に人気があり、文化的な価値があるということがわかってきたのは、大学に入ってからかもしれない。「当たり前の景色」を、最後に、こうして切り取っておく。と、ここで、後ろ髪引かれるように黒野に戻る。さきほど購入を思いとどまった記念入場券セット(2080円)を買ってしまう。そのあと、いろいろ行ったり戻ったり。相羽駅の様子も撮影しておく。そして、下方方面から相羽駅に入るときの、車窓の景色も撮影。もう、ここに、家の車が迎えに来ることはないんだなと、胸がつまる思いだ。結局《黒野→下方→黒野→美濃北方→相羽→下方→相羽→新岐阜駅前・名鉄岐阜→野一色→名鉄岐阜》のようなルートをたどる。美濃町線には個人的にあんまりゆかりはないのだが、野一色駅の下りホームが公道と一体化してるのがおもろい。観光客は多いのだが、景色そのものはのんびりしている。市ノ坪駅を通るとき、510型も車窓から撮影。あれに最後に乗ったのは何年前なんだろう。

揖斐線はここ数年、すごくきびきびと走る感じだが、美濃町線はずいぶんのんびりしてるという印象だ。行き違いの電車を待つ時間もかなり長い。これでは、美濃町線がこんな運命になっても致し方ない感じだ。いま、電車、あるいは路面電車という交通機関は、全国的に見直されているはずなのに、それを維持できない岐阜の行政が、岐阜の人間としてすごく恥ずかしくてたまらない。私企業である名鉄にできるてこ入れなんて、限られている。4月からは、バスが走るわけだが、鉄道の確実性にまさるものはない。もう、自分の足では、田舎に帰ることができない。胸がつまってやりきれないのだ。名鉄岐阜駅で美濃町線を下車し、新岐阜駅前駅に止まっている岐阜の名鉄市内電車に、手を合わせて最後のお別れ。鉄道廃止前の訪問経験としては、JR北海道楓駅や、名鉄谷汲線などの経験があるわけだが、今回は自分にとって「廃止」の意味がまったく違う。手を合わせるなんてほかの路線ではあり得ないわけで。必要ない電車、だという意見もあったようだが、15分に1本、きっちりやって来る電車が地元にあったということの意味を、かみしめるべきだ。ありがとう、揖斐線、そして岐阜市内線

そして、JR岐阜駅に歩き、そばを食し、急いで新幹線の特急券を購入。こだまを無視すれば、グリーン車しか確保できず。名古屋へ。栄に着いたのは30分くらい後か。中京テレビのライブイベント内の、ごっちんライブの観戦だ。名駅系の某氏がうまいこと場所を取っていてくれた(本人には場所取りしてた認識はないかもしれないが、結果的にまずまずの場所を確保できた。)のが、グッジョブ。きのう中ノ森BANDが演奏してた場所なのだが、名駅氏はてっきり小生が参戦してるものだと思ってたらしい。それはいいとして、開演までの時間、今までの旅の話をしたり、2陸技の免許証がまだ届いていない名駅氏に自分の1陸技免許証を見せたり、名駅氏が手に入れてきた某2人組がしゃちほこの衣装を着ている名古屋城博のチラシを手渡してくれたり、適当に過ごす。ライブは10分ほど巻き気味でスタート。わずか4曲だが、有料ライブ並みのなかなかの露出がいい。「やる気」が久々に聴けたのもいいし、最後の曲もよく知らない曲だがよかった。苦言をあえて言えば、開始も終演も10分くらい巻いたため、定刻に来た客はほとんどライブを楽しめなかったはずだ。それに、いわゆるヲタ芸をする客がうざい。ここは、栄のど真ん中。有料ライブでもあんまりやってほしくないことなのに、ましてやこういう場所で、いったい何を考えているのか。日比野方面で某娘。集団の公演がある(ごっちんがゲスト出演)ようで、モーヲタも結構多かったようだ。いい盛り上がりをしたのは事実だが、もっといい盛り上がりをしてほしかった。

このあとは、サンシャイン栄などの名古屋の新名所を適当に散策。三越の一部がメルサになっていたり、サテライトスタジオ関係の変遷があったり。某コーヒー専門店で、近況を話し合ったりして、解散。駅弁を新幹線車内で食し、帰途に就く。3日間、濃い旅ができました。お疲れさまでした。あすは休みでないので、早めに寝よう。