こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

御用納め。仕事をぴったり定時で片づけ帰宅すると、日本無線協会からのはがきが2枚。ついに、第1級アマチュア無線技士第2級アマチュア無線技士の国家試験の結果通知だ。1アマから先に見たいと思いつつも、シールをめくらないとどっちが1アマなのか2アマかさえもわからないので、適当にめくったところまず2アマ合格。これは予想通り。すぐに他方のはがきのシールをめくると、キター!1アマ合格!半年間の執念が実った。学科試験の講評についてはすでに自己採点の結果をもとに書いているが、今回、通信術について講評したい。やっぱり、2アマレベルと1アマレベルのと間の壁は、大きかった。3アマの25字/分は、その気になれば2週間で取れるようになるだろう。2アマの45字/分は、その気になれば2か月でぎりぎりいけそうなレベルになるわけだが、8月は美浜に行くため出願せず。そこからが、長かった。4か月、毎日のように符号を聞いてきた。職場でも昼休みに、周囲の目をもろともせず書き取り練習した。アホのように訓練した結果だ。本番では手が震えたが、JM4SMR氏作の教材が実は多少本物よりきつめ(本来3分間180文字のところ、200文字程度)にできてたこと、それに、Hachijo IslandとかYokohama Portのような日本の地名(練習用の教材にはまず出てこない)に助けられたということ、そして、「最後の5秒」で脱字補完をする訓練をちゃんとしてきたことが勝因でないかと思う。これでも1アマは「合格した気もするしダメだった気もする」という感触だったが、本番終了後2アマの本番までの1週間の間だけ、2アマの速さで訓練をし、本番ではほぼ完全に取れ、合格を確信できるまでに至った。早い話、100点だろうが85点だろうが(1アマなら80点だろうが)、合格は合格なのだ。モールス受信の訓練には、余裕が必要なことを実感した。

もっとも、今回の受験の本来の目的は、第一に陸技の模試であり、せっかく無線の勉強をするのだから、ハムとしてはハムの上級資格もついでに取っておこうということである。でも、その「ついで」に、半年のモールス受信の訓練を要してしまった。この時間を使って別の勉強ができたかもしれない、そんな半年だ。通信術にすんなり科目合格し学科試験に苦戦されるようなOMさんからしてみれば、まるで理解不能な話かもしれない。だが、決して、後悔はしていない。スポーツみたいなもので、要は何かに打ち込むということに意義があると考える。免許証を手にしてしまえば、それは2004年6月から12月までの間あることに一生懸命になってきたという勲章として、一生自分について回るのだ。もっとも、ハムとしては、1アマの従事者免許証というのはそれ単体ではハム生活を大きく変えてくれない。何度か書いてきてるように、小生はいわゆるアパマンハムだ。200Wを越えるパワーなんて出せる環境ではないが、自分の技術をもって、アパマンという困難に立ち向かい、電波というものと付き合っていく所存である。

JM4SMR氏のBBSには当然、お礼の書き込みをしておいたが、サイトへのリンクも張っておく。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~jm4smr/jm4smr.html